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買い方の秘訣

さて、いよいよステーキ肉を買いましょう。……となった段階で、ふと、今までのスーパーでの買い方とは違うことに、気付いて欲しいのです。ステーキ肉は、扱いが難しいものでもあります。特に焼き加減です。普通、バラ肉などをスーパーで買うときには、グラムで買いますよね? パッケージに表示があって。ですがステーキ肉を買うときには、厚さを指定して買いましょう。答えは簡単。自分がステーキを焼くときに、どれくらいの厚さのものが欲しいか、というところからの逆算です。例えばフィレ肉であれば、結構分厚く切ってもらっても、結構じっくり焼いて調理することになるので問題はありません。一方で、サーロインステーキなどでは、あまり時間を掛けません。一気に焼きます。その時にあまり分厚いと、思いっきりレアに仕上がってしまい、味を損ねます。詳しいことは焼き方の項で。一応ポイントだけ言っておくと、脂身の少ないフィレ肉は、少しレア気味でも味は良いです。(但し、歯が悪いなどでフィレ肉を選んだ場合は、ミディアムにしないと噛みきれないです)しかしサシの多い肉、サーロインなどは、ある程度加熱して「脂が溶ける」くらいでないと、真の美味しさが発揮されません。肉の部位にあった調理法、というのがあるのです。厚さの指定は、別にセンチ数を厳密に伝える必要なんて全然ありません。指の第1関節まで立てて、「このくらい」とか、そんなアバウトな伝え方でも、肉屋さんはその位は心得ています。但しこの注文方法の弱点は、重さが分かりづらい、ということです。イコール、価格が分からない。予算が天井知らずの場合は良いですが、予算が決まっている場合は厚さではなく「予算」で切ってもらいましょう。その際、外の脂身は要らないなどと伝えると、実質食べられる分量が予算そのままで増えます。脂身好きの人は、切らないで、と伝えておかないと、勝手に切られてしまうことがままあるので、注文の際に一言を。

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